頻度の目安は2〜4週間に1回、まず5回前後。ニキビへの効果は「選択肢の一つ」という位置づけでした。

この記事は、クリニックの公式ページ・日本皮膚科学会のガイドライン・国民生活センターの発表を読んで整理した調査ノートです。ピーリングを受けた記録は書いていません。40歳で美容を調べ始めた僕が、比べる前に知っておきたかった数字だけをまとめました。

頻度は2〜4週間に1回、まず5回前後が目安

渋谷文化村通り皮膚科の公式ページでは、標準的な目安は2〜4週間に1回、まず5回程度とされています(2026-10-14確認)。全員が同じ回数をやり切るわけではなく、初回後の肌の反応と目的を見て続けるかを決める、とも書かれていました。料金は自由診療で、顔全体が初回5,000円・通常9,800円(税込)です。

たとえば5回通うと、通常料金なら9,800円×5回で49,000円。初回価格を使っても5,000円+9,800円×4回で44,200円です。正直、月1回ずつ通う金額としては、思ったより続けにくい数字でした。

1回の料金も回数も、クリニックや使う薬剤で変わります。比べるときは、1回の料金だけでなく「何回で・合計いくらか」まで聞くと見え方が変わります。

ニキビには「選択肢の一つ」。毛穴とくすみの期間は数字で出せない

日本皮膚科学会の尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023は、赤みのある炎症性のニキビ(炎症性皮疹)について、標準治療が効かない、または実施できない場合に、グリコール酸かサリチル酸マクロゴールのケミカルピーリングを選択肢の一つとして推奨しています。推奨度はどちらもC1で、「良質な根拠は少ないが、選択肢の一つとして推奨する」という区分です。保険適用外である点への配慮も書かれています。

同じガイドラインで、サリチル酸エタノールのピーリングは現時点では推奨しない(C2)とされています。同じ「ピーリング」でも、薬剤によって評価が分かれる点は覚えておきたいところです。

ニキビ跡については、日本皮膚科学会のケミカルピーリングガイドライン(改訂第3版)に、高濃度のグリコール酸やトリクロロ酢酸を使った報告はあるものの、根拠は十分でなく、副作用が強いことへの十分な説明が必要、という趣旨の記載があります。毛穴やくすみについては、改善までの回数や期間を数字で示した公的な情報を、僕は確認できませんでした。だからこの記事では、期間を断定しません。

副作用と、施術を延期したほうがいい人

クリニックの公式ページでは、よくある反応としてピリつき・熱感・赤み・乾燥・つっぱり・かゆみ・薄い皮むけが挙げられ、多くは一時的とされています。一方で、水疱・浅い傷・かさぶた・炎症後の色素沈着・色素脱失・感染・アレルギー反応・瘢痕も起こりうると書かれていて、ダウンタイムがないことは保証されていません。

延期や事前相談が案内されているのは、次のような場合です。

  • 湿疹・傷・強い日焼けがある
  • ヘルペスやとびひなどの感染がある
  • 施術の直前に剃毛・スクラブ・ワックス脱毛をした
  • 妊娠中・授乳中、治療中の病気がある、傷あとが残りやすい
  • 1か月以内にレーザー・脱毛・他のピーリングを受けた(申告が必要)

ガイドラインにも、ケロイド体質の人、感染がある部位、遮光が十分にできない人などは注意が必要という趣旨の記載があります。効果や反応には個人差があるので、気になる点は施術前に医師へ伝えるのが前提です。

もう一つ見ておきたいのが薬剤の承認です。このクリニックが使う30%サリチル酸マクロゴールは、ケミカルピーリング目的で国内承認された製剤ではなく、医薬品副作用被害救済制度の対象外になる場合があると明記されています。

ピーリング後は日焼け止め。商品を選ぶなら確認したい3点

同じクリニックの案内では、施術後の日中は低刺激の日焼け止めなどで紫外線対策をし、肌をこすらず、自分の肌に合う保湿剤を使うとされています。強い赤み・水疱・腫れ・痛みが続くときは、施術した医療機関へ連絡する流れです。

日焼け止めの具体例として、花王のビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス 70gを見ました。公式ページでは、SPF50+・PA++++、せっけんで落とせると案内されています。「除毛直後や肌に傷、はれもの、湿疹等異常のあるところには使わないでください」とも書かれているので、施術直後の赤みやヒリつきがある時期に使ってよいかは、先に医師に聞くのが安全です。

この商品を使った記録は、この記事には書きません。向いているのは、ピーリングの有無に関係なく、軽い使い心地で毎日の紫外線対策を続けたい人です。確認したいのは、①使ってよい時期を医師に聞いたか ②傷や強い赤みの部分を避けたか ③夜はせっけんで落として保湿したか、の3点です。

ピーリング後の紫外線対策と洗顔の話

契約は「その場で決めない」が基本

国民生活センターの発表(2023年8月30日)では、美容医療サービスの相談が2022年度に3,709件と過去5年で最多でした。アドバイスとして、施術前にリスクや副作用を確認する、その場で契約・施術をしない、割賦やクレジットを組んでまで必要か考える、困ったら消費者ホットライン「188」に相談する、が挙げられています。この発表にピーリングへの言及はありませんが、美容医療全般の注意として、5回コースを勧められたときにも当てはまります。

次に調べるのは、毛穴とくすみの症例ページ

僕の順番はこうです。まず、薬剤名と濃度・料金・合計回数・施術後の注意の四つを、クリニックごとに同じ表へ並べる。次に、毛穴とくすみについて、期間を数字で書いているクリニックの症例ページを探す。数字が出ていない場合は、その悩みでの効果は断定できないものとして扱う。ここまで整理してから、不安な点を医師に聞く準備をします。