たるみって、ある日いきなり気づくんですよね。じわじわ来ているのに、気づくのは一瞬。

正直に言うと、私も40歳になってから夕方の鏡が苦手になりました。朝と夕方で別人。輪郭がぼんやりしてくる感じ。心当たりがあるなら、この先は他人事じゃないです。

で、最初にぶつかる壁がこれ。「ハイフ」「糸リフト」「ウルセラ」。名前は見かけるのに違いが分からない。私も全部同じものだと思っていました。

ハイフと糸リフトの違いは、一言でいうと「締める」か「吊る」

ハイフ 糸リフト 違いで検索すると難しい説明が並びますが、本質はここだけ。

  • ハイフ=超音波の熱を肌の内側の一点に集め、皮膚を支える筋膜(SMAS)の層まで届かせて縮ませる。切らないし糸も入れない。つまり「内側から締める」。
  • 糸リフト=トゲのついた糸を皮膚の下に通し、下がった組織を物理的に上へ引き上げる。つまり「吊る」。

締めるのがハイフ、吊るのが糸リフト。一般的には、軽度から中等度のたるみにはハイフ、中等度から重度のたるみには糸リフトが向くと説明されます。

…で、じゃあウルセラは?ここがややこしいんです。

ウルセラは「ハイフの元祖」。費用が高めな理由

調べて初めて知ったんですが、ウルセラはハイフの一種。しかも元祖に近いブランド名です。ハイフが技術の総称、ウルセラがその中の特定の機械。「炭酸飲料」と「コカ・コーラ」の関係に近い。

だから、ウルセラ 費用で調べると数字が飛び上がります。都内のあるクリニックの料金表では全顔16万5,000円、顎下まで含めて22万円。医療ハイフの全顔が5万〜15万円台から見つかるのと比べると、はっきり差があります。

この差は、症例データの蓄積がある機器の「指名料」みたいなもの。高いから良い、安いからダメ、という単純な話ではありません。

クリニックでカウンセリングを受けるイメージ
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結局いくら?リフトアップ施術の費用を並べてみる

リフトアップ 施術 比較で一番知りたいのは、たぶんここ。一列にします。

  • 医療ハイフ(全顔):おおむね5万〜15万円。部分照射なら5万円前後から。クリニックによっては10万〜30万円のレンジも。
  • ウルセラ(全顔):16万〜22万円という料金表を出しているクリニックがあります。
  • 糸リフト:糸1本あたり2万〜5万円。片側4〜6本で15万〜40万円、8〜12本入れると40万円を超えることも。

どれも自由診療。値段はクリニックが自由に決められます。同じ機械でも数万円違う。1軒目で即決すると、けっこう損します。

あと、これ地味にデカいんですが、表示価格に麻酔代やアフターケア代が入っていないことも。聞くのは「私の場合の総額はいくらですか」。

…ただ、お金より先に生活に響くのは、実は「休み」の問題なんです。

ダウンタイムと持続期間、盛らずに言います

ここが選択肢を半分に絞ってくれます。

ハイフ・ウルセラ

ダウンタイムはほぼないとされます。赤みや熱感は数時間〜1日で落ち着き、当日からメイクできることが多い。ただしゼロではなく、術後3〜5日のむくみや3〜7日の鈍痛が出ることもあります。

糸リフト

糸リフト ダウンタイムは正直に重めです。腫れ・むくみ・内出血が出やすく、落ち着くまで1〜2週間。引きつれ感や異物感が数週間残ることも。人前に出る予定が続く週には入れられません。

効果はどれくらい持つ?

  • ハイフ・ウルセラ:半年〜1年程度。若い方だと1年半ほど続くこともあるとされます。効果のピークは施術直後ではなく1〜3か月後。
  • 糸リフト:糸の素材で変わります。PDOで半年〜1年、PLLAで1年〜1年半、PCLで1年半〜2年が目安。

効果には個人差があります。たるみの程度や骨格で変わるので、この数字は「そういうレンジなんだな」という地図くらいに持っておくのがちょうどいいです。

たるみの美容医療、選び方は3つの質問で絞れる

たるみ 美容医療 選び方で迷ったとき、私が自分に投げている質問です。ここ、メモしておいてください。

  • ① たるみは軽い?重い? 輪郭がぼやけた段階ならハイフ系、はっきり垂れているなら糸リフトが候補。
  • ② 何日休める? 1〜2週間の腫れが許されない生活なら、糸リフトは現実的じゃない。ここで半分決まります。
  • ③ 何年で考える? ハイフは繰り返す前提。半年ごとに10万円なら3年で60万円。単発の安さより長期の総額で比べる。

価格表より先に確認してほしい前提がひとつ。施術するのが医師かどうかです。

2024年6月7日、厚生労働省が通知で「用いる機器が医療用であるか否かを問わず、ハイフを人体に照射して細胞に熱凝固を起こさせ得る行為は、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反する」と明確にしました。消費者安全調査委員会の2023年3月の報告書でも、無資格者のハイフで熱傷や神経麻痺、急性白内障の事故が報告されています。

安さだけで選ぶと、ここを踏みます。私はこれを読んで、「価格を比べる前に、誰が照射するのか」を最初のチェック項目にしました。

施術後の肌を保湿するイメージ
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見落としがち:施術のあと、肌は思っているより乾く

熱を使う施術のあとは、赤みや乾燥、ヒリつきが出やすいと説明されます。日焼け止めと低刺激の保湿が急に必要になる、というわけです。

念のため書いておくと、私はまだこれらの施術を受けていません。40歳から美容を始めた側で、AGA治療もこれから始めるところ。受ける前に手元を整える順番を大事にしています。

保湿の候補を調べて最後まで残ったのが、花王の「キュレル 潤浸保湿 フェイスクリーム 40g」でした。乾燥性敏感肌向けの医薬部外品で、セラミドの働きを補う設計、消炎剤を配合して肌荒れを防ぐと表示されています。無香料で、攻めの成分を足したくない時期に向くのが理由です。向くのは「施術後、何を塗っていいか分からない」人。注意点は、医薬品ではないので赤みや痛みが続くときは塗り続けずクリニックへ連絡すること。いつから保湿していいかも指示が優先です。私自身はまだ使っていないので、使用感は語りません。

まとめ

覚えて帰ってほしいところだけ。

  • 締めるのがハイフ、吊るのが糸リフト。ウルセラは元祖に近いハイフのブランド名。
  • 費用の目安は、ハイフ全顔5万〜15万円、ウルセラ全顔16万〜22万円、糸リフト15万〜40万円。麻酔代込みの総額で聞く。
  • ダウンタイムはハイフがほぼなし、糸リフトは1〜2週間。持続はハイフ半年〜1年、糸リフト1〜2年(素材次第)。
  • 照射するのが医師かどうかを、価格より先に確認する。

最後に大事なことを。ここの数字はあくまで目安で、効果や適応には個人差があります。自分のたるみがどのタイプかは鏡だけでは分かりません。気になる場合は医師に相談を。2〜3軒で聞き比べるのが、遠回りに見えていちばん早いはずです。

私も来年あたり、たぶん本気で検討します。そのときはまた包み隠さず書きますね。