シミって、ある日いきなり濃くなった気がしませんか。
40歳になった私は、洗面所の鏡でそれをやりました。角度を変えても、光を弱めても、もう誤魔化せない。頬の茶色い点が、完全に定位置に居座っていたんです。
それでシミ取りレーザーを調べ始めたんですが、正直いちばん面食らったのが「かさぶた」と「テープ」の話でした。照射して終わり、じゃないんですね。むしろ、その後の2週間をどう過ごすかで仕上がりが変わるらしい。
AGA治療もこれから始めようと情報を集めている最中で、美容医療そのものが私にとっては初挑戦です。だからこそ、受ける前に経過を丸ごと把握しておきたかった。同じ場所にいるあなたに向けて、調べて分かったことを整理します。
シミ取りレーザーの経過は、かさぶたが主役です
まず全体像から。シミ取りレーザーの照射そのものは、1か所あたり数秒から数分。拍子抜けするほど早いそうです。
本番はそのあとでした。照射した部分は軽くやけどに近い状態になり、赤みやヒリつきが出て、数日かけて薄い黒っぽいかさぶたに変わります。クリニックによっては「マイクロクラスト」と呼ぶこともある、あの薄皮ですね。そしてこれが自然にはがれると、下からピンク色の新しい皮膚が顔を出す。
つまりシミ取りレーザーの経過は、かさぶたができて、守って、自然に落ちるまでがワンセット。ここで待てるかどうかが分かれ道になります。……そして多くの人がつまずくのが、まさにこの「待つ」部分なんです。
日数別の経過を、ざっくり地図にしてみた
調べた情報を、私が頭に入れやすいように日数で並べ直しました。あくまで一般的な目安で、機種・出力・シミの種類・部位によって普通に前後します。
- 当日〜2日目:赤み、軽いヒリつき、じんわりした熱感。色は逆に濃く見えることが多い
- 3〜7日目:表面が乾いて、黒っぽい薄いかさぶたが定着してくる
- 7〜14日目:かさぶたが自然にはがれ始める。顔は比較的早く、手や体は遅めと言われる
- 2週間〜1か月:新しい皮膚はピンク〜赤み。人によってはここで一度、茶色くくすんで見えることがある
- 1〜3か月:色味が落ち着いてくる時期。最終的な仕上がりはここを過ぎてから判断する
この地図を見て、私が正直「うわ」と思ったのは2週間目あたり。ちょうど職場の人に気づかれ始めるタイミングじゃないですか。ダウンタイムの見積もりは、こういう生活側の都合まで含めないと意味がないですね。
テープはいつまで貼る?早くはがすのが一番もったいない
シミ取り後のテープ、いつまでなのか。ここが一番検索されている理由が、調べてよく分かりました。答えが「クリニックによる」からです。
役割ははっきりしていて、軟膏とテープでかさぶたを摩擦と紫外線から守ること。この2つが色素沈着の主犯だからですね。期間はおおむね1〜2週間を指示されることが多いようですが、5日程度で外す方針のところもあれば、かさぶたが自然に落ちるまでと言われるところもあります。
- お風呂や洗顔でふやけても、基本は貼ったまま。はがれたら新しいものに貼り替える
- かゆくても、爪でひっかいたり無理にはがしたりしない
- メイクは基本テープの上から。範囲や方法は必ず施術先に確認する
- 自己判断で早く終了しない。判断材料を持っているのは、あなたの肌を見た医師です
私が肝に銘じたのはこれ。「はがしたくなる時期」と「はがしていい時期」は、たぶん一致しません。ここ、メモしておいてください。
ダウンタイムで一番こわいのは、戻ってくる茶色
きれいに取れたはずなのに、1か月後にまた薄い茶色が出てくる。炎症後色素沈着と呼ばれる反応です。難しい言葉ですが、要は「肌がダメージを受けたあと、防御でメラニンを作りすぎる」状態のこと。
多くの場合は数週間から数か月かけて自然に薄れていくとされますが、出方も引き方も個人差が大きい部分です。ここは盛らずに正直に言いますね。誰でも必ず消える、と言い切れる話ではありません。
そして、この茶色を長引かせる最大の要因が紫外線。せっかく待ったのに、日差しで台無しにするのはあまりに惜しい。だから対策は、テープが取れた瞬間から始まります。
受ける前に、私が先に用意しておくと決めたもの
経過を調べ終えて、私が真っ先に買い物リストに入れたのは日焼け止めでした。かさぶたが落ちた直後の皮膚は、生まれたてで薄い。そこに真夏の紫外線を浴びせるのは、さすがに無防備すぎます。
選ぶ基準は3つに絞りました。刺激が少ないこと、顔にも体にも使えること、そして毎日ためらわず塗れる質感であること。その条件で私が候補にしたのが「キュレル 潤浸保湿 UVエッセンス 50g」です。乾燥性敏感肌向けに作られた紫外線吸収剤不使用のタイプで、SPF30・PA++。顔にもからだにも使えて、軽い使用感なので朝の身支度に組み込みやすいのが選んだ理由です。肌がゆらぎやすい人や、日焼け止め特有のきしみが苦手で続かなかった人に向くと思います。ただし注意点があって、施術後いつから塗ってよいかは必ず施術先の指示に従ってください。かさぶたや傷の上に自己判断で塗るものではありませんし、炎天下のレジャーなど場面によってはSPF50+のものと使い分けるほうが安心です。私はまだ施術前なので、使い込んだレビューはここでは書きません。
受ける前に潰しておきたかった、細かい疑問
最後に、私が調べながら「これ気になる」と思って一つずつ確認した項目を置いておきます。カウンセリングでそのまま聞けるように、質問の形にしました。
- ひげ剃りや洗顔はいつから普段どおりでいいのか(部位によって答えが変わります)
- そのシミは本当にレーザー向きか。肝斑など、種類によっては強い照射がかえって悪化につながることがあるため、まず診断が要になります
- 1回で終わる想定か、複数回か。想定回数で総額はまったく変わります
- 再発することはあるか。紫外線や摩擦で色が戻ってくるケースがある以上、ここは正直に聞いておきたいところです
- かさぶたが予定より早くはがれてしまったとき、どう連絡すればいいか
費用は1か所あたり数千円からというクリニックが多く、数が増えればそのぶん上がります。ランチ何回分か、で考えると判断しやすいはずです。
まとめ
シミ取りレーザーの経過は、かさぶたができて自然に落ちるまでが本編。日数の目安は、当日から1週間で乾いて固まり、1〜2週間ではがれ、色が落ち着くのは1〜3か月というのが大まかな流れでした。
テープはいつまで、の答えはクリニックの指示が最優先。そして最後の仕上がりを左右するのは、その後の紫外線対策という地味な習慣です。
効果や経過には個人差があり、シミの種類によって適した治療も変わります。気になる症状がある場合は自己判断せず、必ず医師に相談してください。私もまずはカウンセリングから始めるつもりです。